巷では「更年期障害」という言葉をよく耳にするけれど、実際にはどういうものなのか意外と知らないという方が多いのではないでしょうか。

人生100年時代と言われており、女性の健康寿命がとても長い日本の女性には更年期障害とは切っても切り離せない仲です。

もうすぐ更年期を迎える女性もそうでない若い女性にも更年期や更年期障害について知識を持っておくことはとても大切なことです。

まずは、更年期の基本について説明していきます。

更年期は閉経の前後5年間

更年期とは、一般的に閉経の前後5年間のことを指しています。日本の女性の平均閉経年齢は、約52歳と言われています。

このため、この前後5年間である45歳~55歳頃を更年期と呼びます。しかし、注意が必要なのはこの更年期に当たる年齢の女性だけではありません。

実は、ホルモンの乱れや生活習慣の乱れ、もともとの子宮の状態によって閉経してしまう場合や、更年期障害を引き起こしてしまう方もいます。

若い女性がこのような症状を発症することを、若年性更年期障害と言います。

閉経は最後の整理から1年間

更年期は、閉経の前後5年間と説明しました。しかし、閉経が近づいてくるとそもそもの生理周期が乱れてしまいます。

そのため、ちゃんと閉経したのかという判断が難しくなってしまいます。

この場合、閉経したと判断するのは最後の生理から1年間次の生理が来ていない状況を確かめてからとなります。

ちなみに、ピルなどの薬剤を使用して生理周期が乱れている場合には閉経とはなりません。

更年期障害の原因はホルモンバランス

女性が閉経する前後5年間をさす更年期。

この更年期に、体のほてりやのぼせなど体の不調が生じて来て日常生活に支障をきたす状態になってしまった状態を更年期障害と言います。

この更年期障害の原因はホルモンバランスの乱れで引き起こされます。このため、どこかの臓器が悪くなっている訳ではないので、健康診断などでは特に異常は発見されません。

「もしかして、更年期障害?。」と不安に思った方は最後の生理がいつ来たのかを確認してみましょう。

閉経前後によって変わる女性ホルモン

女性であれば、ずっと体の中に女性ホルモンが分泌されているのでは感じますが、実は卵巣にある卵子の数によって、その分泌量が変わって来ます。

閉経が近くなるころには、卵巣内に残されている卵子の数がとても少なくなります。それによって、卵巣でこれまで分泌されていた女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌も少なくなってしまいます。

このエストロゲンは、生理や出産のためだけのホルモンではありません。実は、骨の密度を保っていたり、肌のツヤや潤いを保っていたり、神経系の働きをサポートする働きもあります。

このエストロゲンが更年期に入って極端に分泌が減ってしまうことで体の不調を引き起こしてしまいます。これを更年期障害と言います。

ホルモンの減少で起こる症状

女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで引き起こされる更年期障害の症状は1種類だけではありません。

更年期障害として有名なものとして、ホットフラッシュがあります。

これは、急に体が熱くなってしまうほてりやのぼせ、汗が止まらなくなってしまうと行った症状のことを指します。

これは、エストロゲンの減少によって、それまでサポートされていた自律神経が乱れてしまったことが原因です。

この他にも、頭痛やめまい、頻尿、全身のだるさ、精神的に落ち込んでしまうといった症状があります。

これらの症状の治療は、婦人科や更年期外来、女性外来に受診すると専門知識のある医師の治療を受けることができます。

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